「働く」といった時、多くの人は誰かに雇われて働いています。「雇われる」ためには雇い主が求める労働能力が求められます。その状況では労働能力が相対的に低い人や、労働市場で評価されない場合には雇われることが難しく、働くことが難しくなります。雇う側と雇われる側は対等な関係とは言えないでしょう。労働から排除されている人たちがこの社会で働くことができる形態はないのでしょうか。労働能力が低いとされる人だけを集めて働く福祉的就労ではとても生活できる金銭を得ることはできません。そこで、ひとりひとりが組合員として「出資」「経営」「労働」し、就労困難者が30％以上を占めるイタリアの社会的協同組合（B型）は大変参考になります。全員が対等な関係のもとで働く仕組みで、働く人による協同組合のひとつの形態です。働く人による協同組合は日本ではなじみのない働き方かもしれませんが、2022年10月に労働者協同組合法という法律が施行され注目されています。「対等な関係で働く」ために必要なことは何でしょうか。

共同連マラソントークinくまもと「対等な関係で働きたい！！」

日時　2024年3月16日(土) 14：00

会場　熊本県身体障がい者福祉センター　2階会議室

〒861-8039 熊本市東区長嶺南2-3-2

プログラム

【共同連より】共同連がめざす「共に働く」/　共同連代表斎藤縣三
【活動紹介】
・労働者協同組合あるく　理事長廣野るみ子さん
・グリーンコープのワーカーズ・コレクティブ（調整中）
【共同連からの労働者協同組合への取り組み】
・企業組合ねっこの輪（滋賀大津）　白杉滋朗さん
・わっぱの会（名古屋）　荻野直人

詳細はチラシを参照ください↓

問合せ：TEL:096-382-0861（くまもと障害者労働センター　おれんじ村）