れざみニュースVol.9

れざみニュース Vol.9

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2024年はどんな1年でしたか?
あっという間に年明け、2025年がスタートします!
今年は巳年…巳は脱皮を繰り返し成長するため、新たな挑戦や再生、次のステージへの進化!!とありました。
脱皮をすることで、傷を癒す…という意味も含んでいると初めて知りました!
みなさんにとって、よい年になりますように。。

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切らない 分けない 共に働く 共同連
2025.1.12 配信

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今号の目次
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
1 お知らせ
2 運営会議報告☆
3 シリーズ「ゆかいな仲間たち「Hatarakku」」~団体・事業所紹介
4 リレーエッセイ もやっとコラム
5 今後の活動予定
6 編集後記
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1 お知らせ
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■1月25日(土) 共同連第40回記念大会inくまもと 実行委員会結成集会

9月13日・14日に開催する全国大会のキックオフイベントです。

現地にお越しになれない方はYouTube限定配信で中継をいたしますので、ぜひご視聴ください♪

YouTube配信URL https://youtube.com/live/z6f0Xop8Ejk?feature=share

詳細は共同連ウェブサイトまたは添付のチラシを参照ください。

■3月15日(土)・16日(日) 能登・七尾市で活動する「ともえ」現地交流会10月18日に開催した「能登半島から学ぶNo.2」にご登壇いただいた能登・七尾市で活動する 一般社団法人ともえ さんとの交流会を七尾市にて開催します。

■機関紙れざみ 人気コラム「カラムコラム」48の物語が1冊の本になります!

「共に生きる」その根っこにあるものを感じる「カラムコラム」。

毎回、軽快な語りにつかまれて最後はいつも心の奥に響き震えて号泣する。

それは、執筆者、大場さんが幼い頃から味わってきた悔しさや差別が溢れている社会への怒り、

周辺から押し付けられてきた絶望を覆し、「施設」から「シャバ」にでて自身から溢れる優しさや

勇気や怒りを運動にのせて進めてこられた旅に時空をこえて、ご一緒しているような気持ちになるからだろう。

共に生きる思いに触れ、語りあうことがきっとできる。

熱烈な思いを込めて制作が始まります。

第30回共同連全国大会熊本で出版予定です。

みなさんご期待ください!!

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2 報告☆
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運営会議を12月21日に行いました️

☆一般社団法人ともえ(石川・七尾)さんが入会いただきました

10月18日の企画でつながることができた「ともえ」さんです。

久しぶりの新規入会団体ということで、これからも仲間づくりをしていけるように取り組んでいきたいです。

☆厚労省で「今後の障害者雇用促進制度の在り方に関する研究会」開始

障害者に対する法定雇用率が段階的に引き上がっていく中でその企業ニーズに応えるために登場した障害者雇用率ビジネスや、悪しきA型問題など障害者雇用をめぐる問題が注目される中、厚労省が「今後の障害者雇用の更なる促進のための制度の在り方等を検討し、適切な政策を講じていくため」に上記の研究会を設置し12月3日に第1回が開催されました。

この研究会の取りまとめ内容によって障害者雇用施策に大きな影響を及ぼすもので、議論の内容を注視する必要があります。

以下、資料が掲載されている厚労省ウェブサイトです。

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/other-syokuan_480542_00006.html

☆れざみ 178号 179号

178号「第39回大会報告号」と179号「特集:障害者雇用率ビジネス」を編集作業中です。発行まで今しばらくお待ちください。

☆ 共同連事務局体制について

安定的運営をはかるため、事務局体制の見直しを行なっています。

専従の事務局が不在であるため、会費管理、大会参加費集約、会員名簿管理といった事務局業務について、会員団体へ担っていただくことを検討しています。 

*次回会議の予定は、今後の活動予定をご覧ください。

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3 「ゆかいな仲間たち「Hatarakku」」~事業所紹介
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ここでは共同連のゆかいななかまたちが 事業所の紹介します。

第9回目は シゴトシンク北海道 です♪

シゴトシンク北海道は 2013 年に北海道函館市で設⽴しました。
学校の同級⽣ 3 ⼈を中⼼に、⾃分たちで共に働く場を実際に作って活動してみたいという

思いからスタートした法⼈です。

今も変わらず私達が取り組み⼤切にしていることは、

・全ての⼈に役割があり差別のない社会をつくること
・働きたくても働けない⼈とたちと社会をつくること
・⽣きるという尊厳を⼤切にすること

この3つです。

簡単に事業所の紹介をします。

■就労継続⽀援 B 型シゴトベース
⾷品製造、加⼯を市内の企業から請け負い、函館ならではの⽔産加⼯品や1次産業の商品を中⼼に⾏っています。また独居⾼齢者宅の介護保険外で必要なサービスを仕事として請け負い、地域包括⽀援セ ンターと連携しながら進めています。

■シゴトバンク
ここは⽣活困窮者⾃⽴⽀援法の中間的就労の対象となる⽅と、全ての福祉関連法のセーフティーネットには該当しない⽅と共に働く場です。今で⾔う就労困難者⽀援事業といったところで、私たちは⾃主事業として 2013 年から継続 しています。仕事内容はシゴトベースと同じです。

■⿅部町地域活動⽀援センター(⿅部町委託)
函館市の隣町にある⿅部町で 2014 年から活動しています。⿅部町は⼈⼝ 3500 ⼈の街で過疎指定されていますが、ネガティブに捉えることなく、⾏政と協働し、街づくりにおける「福祉⽐率」に重きを置いた実践を続けています。⽴地も道の駅の並びにあるため週末にオープンしているカフェはお陰様で繁盛しています。 ありがたく町有地を借りられて、⼩さい畑ながらも今年は豊作でした。

■児童⾃⽴援助ホーム
児童福祉法に基づいて運営しています。義務教育を終了した 15 歳以上の男児が、⽣活をしながら⼤⼈になるまで共同⽣活を送る場 です。昨今の⼦どもを取り巻く悲惨な環境は説明するまでもないですが、そのような状況で⾏き 場がない家族と⽣活できない⼦どもは信じられないほど多くいます。本来、⼀番世の中にあ ってはならないニーズです。しかしながら25万⼈都市の函館には⾃⽴援助ホームが3つしかなく、児童養護施設が中⼼の児童養護、社会的養護から地域で⽀える⽅向転換はまだまだ遠いように感じます。

■就労準備⽀援(函館市委託)
⽣活困窮者⾃⽴⽀援法に基づく事業です。⽣活保護受給者と⽣活困窮者の⽅を対象に相談⽀援を中⼼に活動しています。引きこもりが⻑く続いている⽅にも地域との繋がりを切らさないために、その⼈の居場所 を⼀緒に⾒つける⽇々を探っています。またシゴトバンクとは事業⽬的・事業性格的にも密な連携が重要で、これらが連動したモデ ルケースを構築と普及も当⾯の⽬標のひとつとして活動しています。

シゴトシンクは無謀にも⾃分たちが地域で必要だと思ったことをこれまで 11 年実践活動し てきました。昔も今も運営はとても難しく、苦戦の連続です。

しかしながら、安⼼できる仲間や先輩たちに⽀えられ今⽇まで活動できたことには⼤変感謝しております。批判も多く受けてきました。批判に対し、アンサーとして発することにもまた批判を受けま した。

議論や違いを強引に統合した先にある「共に」とは何かとても難しさを感じます。そ して同時に悲しさも強く感じます。

議論は無防備です。だからこそ誰もが参画できるタイミングがあると信じています。 先に強そうなアイテム

を⾒せながらの議論はフェアではないです。マウントとはそこから はじまり、ひいては差別に繋がると感じています。

真にフェアな議論とは、その場においては同じルールで混じり合い、リスペクトがあるからぶつかり合うこともできるものだと思います。同じことを実践していても結局は⼈で⾒られている部分も多くあり、そんなもんかと思っ てしまうこともあります。

シゴトシンク北海道は地域のど真ん中でブレずに活動をこれからも続けていきます。 

先⼈たちにリスペクトを送り、歴史を否定せずこれからの時代にあった「共に」を実践でき たらと思います。

(シゴトシンク北海道 下斗米貴行さん)

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4 リレーエッセイ も

やっとコラム
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「なるほどな・・・」 共生シンフォニー 永田

先日、日本最大級の国際展示場のインテックス大阪にて開催されたある展示会へ出かけました。

この展示会は、企業や官公庁等の人事担当者・経営者などが来場する人事業務支援の専門展示会で「人事DX」「採用支援サービス」「教育・研修サービス」「人的資本経営推進支援」が一堂に出展し、出展社と来場者の間で、直接商談・相談が可能、出展社の売上・販路拡大や来場する人事・経営者の課題解決の場として、年々規模を拡大しておりますと謳われています。

東京、大阪、名古屋にて計年4回実施されており、今回の大阪は173社が出展し、3日間で12000名が来場されたとのことでした。

当日はラーメンやらお菓子やらちょこちょこもらいつつ、いろいろなブースで話を聞いてまわっていると、雇用率ビジネスで有名な企業のブースが・・・改めて会場案内図を見ましたら、なんと有名どころの4社がそれぞれブースを構えて紹介、説明をされていました。

見つけただけでも驚いたのに、4社も!と思いはしたものの、よく考えると人事で会社に売り込むにはこれほど適した場はない。ビジネスの大規模展示会という締まった場で、本人、会社双方にwin-winというきれいな話を聞けば、そこに労働者サイドからの視点、福祉サイドからの視点からするとどのような課題や問題点があるのか?

そんなことは全く考える余地もない。

一契約として話が進み、ビジネスモデルが急成長し雇用人数は7000人を超える現状はこのように生まれる、なるほとどおもわず納得すると同時に、雇用とは働くとは何なのか?

とげんなりする、複雑な気持ちになりました。

全く違う理由で出かけた展示会にて思いがけず労働について考える、ある意味では貴重な機会となりました。


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5 今後の活動
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●1月25日(土) 第40回共同連大会INくまもと 大会実行委員会結成集会@熊本学園大学
●1月26日(日) 運営会議(熊本学園大学&Zoom)
●2月22日(土) 10時 運営会議(Zoom)
●3月15日(土) 七尾市 交流企画
●3月16日(日) 10時 運営会議
●4月19日(土) 10時 運営会議

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6編集後記

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戦後80年を迎える2025年が明けて10日ほど。あの戦争の悲惨を知る人がいるうちはこの国は大丈夫だとか言った人がいたとかいないとか。共同連はそのほぼ半分の41年(大会としては40回目)。未来をつくるためにも過去をしっかり振り返り、受け継ぐべきものを次につないでいくということが今年は大事ではないかと思ってれざみニュースVol.9の送信ボタンを押します。

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次回の担当は  藤井 です!!
おたのしみに~

・編集 共同連 れざみニュース編集部
・発行元NPO法人 共同連

共同連公式ウェブサイト https://kyodoren.org/

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