【大会のご案内】第38回共同連大会in多摩「だれもが共に働き、生きていく社会を〜「利用者-支援者」ではない関係をつくろう〜」

新型コロナウイルスの影響により2年間開催できませんでしたが、昨年は北海道・札幌にてオンラインシステムを活用して久しぶりに全国大会を開催することができました。今年度は多摩にて全国大会を開催する運びとなりました。かつて多摩では、1968年に東洋一の福祉施設と言われた府中療育センターの処遇に対して異議申し立てが行われました。現在では重度障害者の地域生活の取り組みが進んでいる地域として知られています。

大会のテーマを「だれもが共に働き、生きていく社会を〜「利用者−支援者」ではない関係をつくろう〜」と定めました。「社会的事業所」はイタリアの社会的協同組合(B型)から着想を得たものであり、2019年に共同連は労働者協同組合法の動向を踏まえて社会的協同組合を日本で実現することを目標に掲げました。みなが組合員となりともに働く組織を定めた労働者協同組合法が施行され1年が経ちます。全体会のシンポジウムは労働者協同組合の活動を社会的協同組合にどのように発展させるのかというテーマで議論いたします。記念講演は、学生時代に共同連でフィールドワークを行い、現在は国内外の労働統合型社会的企業研究の分野で活躍されている米澤旦さん(明治学院大学教授)にお話いただきます。

今大会では、4つの分科会「滝山病院強制入院・虐待事件と国連勧告」「多様な居住支援の取り組み」「働くことで人が繋がって気持ち豊かな暮らしを作っていく〜働く実践〜」「共に働くみんなで話そう!」に加え、特別企画として障害のあるなしに関わらず一緒に楽しめるスポーツ「ボッチャ大会」を用意しています。

今回の大会は会場の都合により現地参加を100名に絞っておりますが、オンラインを活用して全国から多くの方が参加していただけます。

現在、障害者をはじめとした就労の現場では「利用者ー支援者」という関係が広がり、福祉事業の営利化や障害者雇用率ビジネスの拡がりにみられるように障害者がモノのように扱われています。

今こそ本当の「共に働く」「共に生きる」ということを見つめなおして、それを実現できる社会をつくるための方策としての社会的協同組合への展望を描く大会にしていきます。

★こちらより「れざみ大会案内号」をご覧いただけます

第38回 共同連大会 in多摩「だれもが共に働き、生きていく社会を〜「利用者ー支援者」ではない関係をつくろう〜

日時 2023年11月25日(土) 10:00〜17:30

会場 東京都多摩障害者スポーツセンター& オンライン(zoom)

会場定員 100名

参加費 現地参加1,000円 オンライン500円

プログラム

全体会 10:15〜12:00

【シンポジウム】「労働者協同組合法の施行から社会的協同組合をみすえて」

昨年10月より労働者協同組合法が施行され、9月28日現在で59の労働者協同組合が設立されています。共同連は「共に働く」社会の実現に向け、日本型社会的協同組合を展望しています。それぞれの「共に働く」ことを課題とする団体が労働者協同組合法とどう向き合い、どのように活動・事業を進めていこうとしているのかを議論します。そして、日本型社会的協同組合実現への流れをつくり出していければ。

〜登壇者〜

  •  東京ワーカーズコレクティブ協同組合 理事長  和田 安希代
  •  ワーカーズコープセンター事業団三多摩山梨 事業本部長  扶蘇 文重
  •  アメニティ工房労働者協同組合 代表理事  岡戸 正成
  •  企業組合ねっこの輪  白杉 滋朗

〜司会〜

 共同連代表  斎藤 縣三

分科会&特別企画 13:00〜15:45

【分科会1】「滝山病院強制入院・虐待事件と国連勧告

今年に入って八王子の大型精神科施設「滝山病院」での虐待・「強制入院」が内部告発によって報道されましたが、厚労省や業界団体では「拘束ゼロ」とは真逆の家族の同意を外して医師の裁量を広げる方向での要件見直しが進められています。なぜ日本は廃止の国連勧告を受け入れようとはしないのか、障害者運動の実践現場から具体的に議論します。

~登壇者~

  •  (一社)ソーシャルファームミレットロード代表  伊藤 勲
  •  NPO法人わくわくかん・共同連顧問  堀 利和
  •  神奈川精神医療人権センター(KP)  堀合 悠一郎

〜司会〜

 NPO法人わくわくかん・共同連運営委員  柏井 宏之

【分科会2】「多様な居住支援の取り組み

住宅確保要配慮者と言われるようになった昨今、その対象は低所得者のみならず、高齢者、障害者、子育て世帯、外国人、難民、災害被災者、シングルマザー、ひきこもり、DV被害者、ホームレス、刑余者、LGBTQ、社会的養護者等々、日々他の対象者が顕在化していく。 その中で居住に対する制度も年々新しく整備されていき、制度外での居住支援の動きも各地域で取り組まれている。今回は新しい制度、制度外の取り組みを検証して住宅確保要配慮者への居住支援の在り方を検討したい。

~登壇者~

  •  合同会社うんすい宅建  阿部 浩一
  •  NPO法人自立支援センターふるさとの会  滝脇 憲
  •  たこの木クラブ  岩橋 誠治
  •  NPO法人ウィークタイ  泉 翔

~司 会~ わっぱの会  羽田 明史

【分科会3】「働くことで人が繋がって気持ち豊かな暮らしを 作っていく~共に働く実践~ 

「共に働く」という言葉が、様々な文脈で広がってきています。共に働くがもたらす効果とは何か。本来の「共に」の意味とは。これからの「共に働く」を考えるうえで、実践を行う方からの発表や意見交換を通じて、改めて今考え理解を深めていきましょう。

 ~登壇者~

  •  NPO法人東京自立支援センターともにー  伊藤 英治
  •  企業組合労協センター事業団小豆沢事業所  山田 隆(予定)
  •  特定非営利活動法人コンチェルティーノ  浅川 悦子  
  •  アーバンズ合同会社  田井 勝、西浦 勝之

~司 会~ NPO法人わくわくかん  藤井 晴太郎

【分科会4】「共に働くをみんなで話そう!」ワークショップ

障害ある人やない人が共に働く毎日の中で、思っていること、困っていること、工夫していること…参加するみんなで話しましょう♪

  • みんなで話しやすいようにワークショップ形式で行います。
  • むずかしくない、ゆったりとお茶を飲みながら、いっしょに話しやすい場所をつくります。
  • だれかの話を聞くだけじゃなくて、あなたの話も聞かせてもらえるようにします。お互いに話を聞きあうことで、仲間づくりやこれからの仕事や活動に活かせる元気につないでいきましょう♪安心して参加してくださいね!

~登壇者~

 トライ・ザ・ブルースカイ  佐藤 一幸

~司 会~

 みやぎアピール大行動実行委員会  松本 祐一

〜ファシリテーター〜 

 ちまちま工房  永田千砂

【特別企画】「みんなで挑戦!ボッチャ! 

ボッチャというスポーツは誰でも手軽に出来て、とても面白いスポーツです。車イスの方でも自分で投げられなくても出来ます。今回、皆さんの「お試し会」の様な「ボッチャ大会」を開きます。

ボッチャは白・赤・青の三色のボールを使い、白いボールに赤・青それぞれのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。あなたもどうかお気軽に参加してみて下さい。

全体会 16:30〜17:30

【記念講演】

労働統合型社会的企業の世界の現状と日本における可能性明治学院大学社会学部教授 米澤旦

東京大学大学院の修士論文が『労働統合型社会的企業の可能性』(ミネルヴァ書房)として本になったのは2011年。学生時代に共同連の現場のにかかわったことがその中に成果としてまとめられている。その後も一貫して労働統合型社会的企業を中心とした研究活動を続ける中で、今や明治学院大学教授として更なる成果を生み出している。ヨーロッパや韓国の現状についての研究成果をふまえつつ、日本における可能性を探ってくれる。労働統合型社会的企業、それは共同連が求めてきた社会的事業所→社会的協同組合そのものである。

【お申し込み】以下のフォームからお申し込みください

★現地での参加は定員に達したため11月20日で参加を締め切りました。現地での参加につきましては事務局kyodoren@gmail.com 080-4095-7195(事務局 荻野)までお問い合わせください★

★オンラインでの参加は引き続きお申し込みできます★

【協賛のお願い】

共同連の活動は、理念に共感する事業所や個人の支援によって支えられております。今大会の運営のために、みなさまのご協力をお願いします!

第 38 回共同連大会 in 多摩 開催にあたっての協賛に関するお願い(PDF)

1口5,000円何口でも可

〈送金先〉ゆうちょ銀行

・記号00850-6-198463

・店番〇八九 当座 198463

ご協力していただける方は、以下の協賛申込書にてお申し込みください。

【お問い合わせ】

第38回共同連大会in多摩 実行委員会

〒206-0024 東京都多摩市諏訪5-6-2-102 NPO法人あしたや共働企画

TEL/FAX:042-372-3690

mail:ashitayanokaze@aurora.ocn.ne.jp